「バイナリーで溶かしてしまったけど、このまま続けた方がいいのかな…」
「私って、投資に向いてないのかも。」
「これ以上お金を溶かしたくないけど、どうしたらいいのか分からない。」
など、落ち込んだ経験はありませんか?
バイナリーオプションは気軽に始められる投資である反面、難しい取引でもあるんですね。筆者である私も、一生懸命に貯めたお金を短期間で溶かした苦い経験があります。
そこで、実際にバイナリーオプションで溶かした私が、お金を溶かしやすい人の4つの特徴と5つの改善策について解説します。
この記事を読まれるあなたには、私と同じ思いをして欲しくはありません。当時の体験談をもとに、バイナリーオプションで溶かさない方法を具体的に紹介していきます。
すでにお金を溶かしてしまったという方も、本記事の内容を教訓として今後のトレードに活かしてみてください。
目次
バイナリーオプションで溶かした私が語ります
結論から言うと、私は21歳の時にバイナリーオプションで100万円を溶かしました。溶かすのにかかった期間はたったの2ヶ月です。
当時の私は、将来やりたいことがないごく普通の大学生でした。バイナリーオプションを始めたきっかけは、「投資で稼げれば就職する必要がないのでは?」という安易な理由です。
バイナリーオプションは少額で始められたので、手元にある資金でトレードしてみたところ、最初の1ヶ月をプラスで終えることができました。これが悪夢の始まりだったのです。
取引する資金を増やせばさらに稼げると考えた私は、必死にアルバイトをして貯めた100万円ですぐにトレードしました。ただ、知識もスキルもない私には、100万円を2ヶ月で溶かす未来しか待っていませんでした。
バイナリーオプションでお金を溶かしてしまう人の特徴4つ

先ほど紹介したように、私がバイナリーオプションでお金を溶かしてしまう人そのものでした。
それから試行錯誤を繰り返す中で、溶かしてしまうのには明確な理由があることに気づくことができました。
そこで、バイナリーオプションでお金を溶かしてしまう人の4つの特徴について紹介していきます。特徴としては、
- 短期的な利益を欲している
- 損益分岐点を意識していない
- 負けたら取り返そうと考えている
- 継続的に情報収集や勉強ができていない
など、4つの理由が挙げられます。さっそく、それぞれ詳しく解説していきますね。
短期的な利益を欲している
バイナリーオプションに限らず、あらゆる投資で短期的な利益を求めても上手くはいきません。そもそも投資とは、長期的な利益を追求していくべきものなのです。
為替市場で取引するバイナリーオプションで勝つためには、日々変動する為替の値動きを予想する必要があります。短期間で為替を読めるようになる人は、ほとんどいないでしょう。
もしあなたが、バイナリーオプションで短期的な利益を欲しているのであれば、取引することをおすすめしません。まずは、長期的に利益を出すという考えにシフトしましょう。
損益分岐点を意識していない
あなたは、バイナリーオプションにおける損益分岐点を理解していますか?そもそも損益分岐点とは、利益が出るか損失になるかの境界線のことです。
バイナリーオプションの損益分岐点は以下のように計算します。

バイナリーオプションで稼いでいきたいのであれば、損益分岐点をもとに目標を設定しましょう。以下の記事でも詳しく解説していますので、合わせて参考にしてみてください。
→ずばり、バイナリーオプションの損益分岐点は◯%!勝率を高める勉強方法も紹介
負けたら取り返そうと考えている
「今日は負けてしまったけど、明日取り返せばいいか。」と思った経験はありませんか?負けたら取り返そうという考え方は、溶かしやすい人の大きな特徴の1つです。
行動心理学について説いたプロスペクト理論には、「人は本能的にリスクや損失を回避したがる」とあります。取り返せばいいという思考は、損失だと認められていないんですね。
なぜ負けてしまったのかとトレードを振り返らなければ、バイナリーオプションで溶かし続けることになります。
継続的に情報収集や勉強ができていない
バイナリーオプションで勝つためには、為替市場の情報を常にチェックし、日々チャートと向き合う必要があります。
地道な作業や勉強を積み重ねなければ、バイナリーオプションで稼ぐことはできません。
投資で稼ぎ続けるためには、1000時間の勉強が必要と言われています。もちろん、バイナリーオプションも同様です。
継続的に学習ができなければ、あなたの大切な資金を溶かして投資の世界から退場していくことになるでしょう。
ただ、バイナリーオプションがお金を溶かしやすい訳ではない

これまで、バイナリーオプションで溶かしやすい人の特徴について紹介してきました。ただ、バイナリーオプションだからお金を溶かしやすいという訳ではないんですね。
私は、先物取引やFXも経験していますが、それぞれの金融商品にメリット・デメリットがあります。もっとも優秀な金融商品など存在しないのです。
なので、バイナリーオプションで勝てなければ他の投資でも勝てないでしょう。投資で稼いでいきたいのであれば、溶かしてしまった原因を明確にして改善する必要があります。
バイナリーオプションで溶かしてしまう人が実践すべき5つの改善策
「これ以上、バイナリーオプションで溶かしたくない!」というあなたに、実践すべき5つの改善策を紹介します。
以下で紹介する改善策を実践すれば、着実に勝率が高まっていくはず。改善策としては、
- デモトレードで目標の勝率を達成するまで練習する
- バイナリーの基礎知識を本で勉強する
- 取引時間・銘柄を見直す
- トレンドに強い順張りの分析を使ってエントリーを減らす
- 資金管理・取引ルールを自分で決める
など、5つの改善策が挙げられます。さっそく、それぞれ解説していきます。
デモトレードで目標の勝率を達成するまで練習する
実戦で上手くいかないのであれば、1度取引をやめてデモトレードで練習するのがおすすめです。ただ、何も考えずにデモトレードを繰り返しても意味はありません。
先ほど紹介した損益分岐点をもとに、目標を設定してからデモトレードで練習していきましょう。
また、デモトレードの練習方法については以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてください。
→ハイローオーストラリアをやるなら練習は必須!デモトレードの方法も解説
バイナリーオプションの基礎知識を本で勉強する
何事も基礎は大切と分かっていながらも、ないがしろにしまってはいませんか?バイナリーオプションの基礎を学ぶのであれば、本で学ぶのがおすすめですよ。
なぜなら、自分で買った本であれば、かけたお金や時間の分だけ勉強しようと自然に思えるからです。また、本から得られる情報は信憑性が高いのも理由の1つになります。
ただ、数ある本の中から何を読んだらいいか迷ってしまいますよね。以下の記事では、勉強目的別にバイナリーオプションおすすめ本を紹介しているのでチェックしてみてください。
取引時間・銘柄を見直す
バイナリーオプションを取引する為替市場には、取引時間帯ごとに値動きの特徴があります。
たとえば、アメリカの株式市場が開く時間の前後である21〜23時は相場が活発に動くk所とが多いんですね。
取引時間帯に合った手法や分析方法を使うことで、勝率を高めることができます。不規則な時間でエントリーしているという方は、取引時間や銘柄を見直してみましょう。
トレンドに強い順張りの分析を使ってエントリーを減らす
為替市場を大きく2つに分けると、トレンド相場ともみ合い相場の2つに分けれらます。
トレンド相場は、値動きが一定の方向に活発な相場のことを指します。また、もみ合い相場は値動きが少ない状態の相場です。
為替の上下を予想するバイナリーオプションでは、基本的にトレンド相場で取引する方が有利になります。
トレンドに強い順張りの分析を使って、エントリーを減らせば勝率を高めることにつながりますよ。
資金管理・取引ルールを自分で決める
利益を出している投資家の多くは、独自のルールにもとづいた資金管理やトレードを徹底しています。
投資における28のルールを定めているウィリアム・ギャンの「ギャン理論」を知っている方も少なくないでしょう。
感情的にバイナリーオプションを取引すれば、資金を溶かしてしまいます。許容する損失ラインや取引回数など、ルールを決めて取引することで損失を減らすことができますよ。
それでもバイナリーオプションを続けたいなら取引所にもこだわろう

バイナリーオプションで勝つためには、上記で紹介した勉強や改善策を継続的に実行することが重要です。また、取引所選びも大切なポイントの1つなんですね。
なぜなら、ペイアウト率や取引所が提供するサービスはあなたの利益に大きく関わってくるからです。
同様にバイナリーオプションが取引できるのであれば、好条件な取引所でトレードしたいですよね。
最大手のバイナリーオプション取引所であるハイローオーストラリアは、高いペイアウト率や質の高いサービスを提供しています。
もし、あなたがバイナリーオプションの取引所に迷っているのであれば、ハイローオーストラリアがおすすめですよ。気になる方は以下のリンクからチェックしてみてください。
まとめ
今回は、バイナリーオプションで溶かしてしまう人の特徴や改善策について解説しました。
本記事では、筆者である私がお金を溶かした体験をもとに、バイナリーオプションで勝てない人の特徴や理由を具体的に紹介しています。
これからバイナリーオプションを取引する方も、溶かしてしまった経験がある方にも必要な知識や勉強方法を、記事の内容に詰め込んでいます。
バイナリーオプションでお金を溶かしたくないという方は、本記事を参考にしてください。